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2012年03月09日

衆議院予算委員会第一分科会で金融全般について質疑

2012年3月5日 衆議院予算委員会第一分科会 今井雅人 質疑
P1010374

『金融全般について』大臣・副大臣に質問
金融全般についての基本的な考え方として、税において一番大事なことはまず、公平・公正であること、次に、簡素であることであると思う。
質問(1)金融所得課税について
証券税制における軽減税率を10%から本則の20%に戻す措置において税制を簡素にする観点よりも戻すべきと考えるが、一方関連して導入を検討している日本版ISAの評判が悪いと聞いている。導入のイニシャルコストが掛かるなど採算が合わない制度と言えるのでは?
答弁(1)中塚・内閣府副大臣(金融担当)
投資家の利便性の向上が大事と理解する、前向きに(証券税制の)改善を検討してゆきたい。
質問(2)日本版IRAの導入について
日本版IRAについては非常におもしろい制度と考えるが、これは年金の観点でもあるが同時に証券市場の問題でもあると思う。以前、401Kが導入されて10年になるがこの制度には/種によって制度が違う ∩瓦討砲いて税制が優遇されすぎ 5鮟个慮妥抒曚低い などの問題点がある。こうした問題点を大きく改善出来るのが日本版IRAの制度であると考える。
年金基金制度設計の中の3階部分(個人年金部分)の制度が拠出の額や所得官庁なども違いばらばらになっている。税制の面でもばらつきがある。こういう事ではなく、遍く全員が加入してゆけるようなIRAの導入をすれば年金における公平さも担保される制度になっていくのではないか。厚労省と金融庁の見解を聞きたい。
答弁(2)厚労省・大臣官房・蒲原審議官
IRAは個人による老後の所得確保の一つの手段と考えるが、個人型確定拠出年金(401K)における中途脱退要件の緩和や国民年金基金制度における加入年齢の引き上げなど、こうした現行制度の周知と改善をまずは行ってゆきたい。年金なり老後の保障の観点を踏まえながらどの様な事が可能か考えて行きたい。
答弁(2)中塚・内閣府副大臣(金融担当)
P1010383

日本版IRAの導入にあたっては、課税のタイミングなど様々な問題があるが、この導入が新たな資産形成に資する、更には証券市場の活性化に繋がるという事であれば是非、関係機関と共に検討してゆきたい。
質問(3)損益通算
年金制度の1階、2階部分(=公的年金基金)を統合してゆく大きな目標があるが3階部分(=個人年金基金)を整理してゆく一つの方法として「日本版IRA」に移行することも手法として考えられる。これからも議論してゆきたい。
関連して、税の簡素化という観点からも色々な金融商品間の損益通算をきちっとやってゆくということで金融商品がより使い易くなると思うが、日本の損益通算を含む商品は必ずしも多くはない。この部分を拡大する(大綱にも記述がある)という方向性で間違いないか教えて欲しい。
答弁(4)中塚・内閣府副大臣(金融担当)
公社債の課税方式は是非、ご指摘の通り取りまとめ進めたい。多様な金融商品に投資をし易い環境を作ってゆかなければならない。公社債のみだけではなく幅広い金融商品間の損益通算の範囲を拡大してゆきたい。
質問(5)AIJ問題1
大きな問題の中でどのようなことが行われたか調査すべきだか現状と今後の調査の予定を教えて欲しい。
答弁(5)金融庁・監督局・細溝局長
P1010432

2月29日に対象の265社に対し一斉調査をかけ、3月14日までに絞り込み書類提出の予定。その後二次調査に入る予定となっている。
質問(5)AIJ問題2
大変深刻な問題であり出来る限り人材を投入して集中的に調査と対策を実行して欲しい。AIJで損失を被った人をどうするのか?公的資金を入れる、入れないとの議論も出てくるであろうが、税金を投入する、しないは公平性を考えるべき、安易に投入すべきではないと思うので、対応を慎重に考えて欲しい。
答弁(5)厚労省・大臣官房・蒲原審議官
P1010401

損害を被ったものは、企業年金部分であり私的年金として位置付けられており、事業主が従業員の方々とよく相談した上で設立運営を行っているので、当該事業側が対応して頂きたい。
質問(5)AIJ問題3
2010年度、投資一陣の会社に対して、300社の内、検査を実施したのが15社と報道されたが事実かどうか教えて欲しい。
1997年の規制緩和後、登録制になってきていると思うが、その間の金融庁の検査体制=人員がどの様に推移してきたのか教えて欲しい。
答弁(5)金融庁・証券等監視委員会・岳野事務局長
P1010449

検査の実施状況について、2010年度投資運営業者15社に対して実施している。検査官の人数は1997年124名、2011年293名となっている。
質問(6)金融庁の監視、監督体制について
運用の自由化が進められてきたが、自由化の推進時、監視・監督をしっかり担保してゆく事がセットで行われないと色々な不正がおき、金融は暴走し、逆に規制をかけ過ぎても市場が後退してしまい資本市場の活性化にならないという問題がある。このような問題が起こるたびに(規制⇔緩和)の振り子が振れ過ぎる傾向があり今回のことを考える時もバランスを持って取り組んで欲しい。
また、どこまで自由にするのか、また自由にするならどれ位の管理体制がなければちゃんと担保が出来ないのか?基本的な原則はあまり極端ではなく、その一番良いベストミックスを探すという観点を重要視して是非取り組んで欲しい。
答弁(6)内閣府・自見大臣(金融担当)
P1010343
P1010471

委員ご指摘の点、金融庁として非常に大事な事として受け止める。規制監督のあり方を含めてあらゆる選択肢を排除することなく関係省庁とも連携しながら、何よりも国会議員の意見を聞きながら、証券等監視委員会、総力をあげて再発防止に努めてまいりたい。

imai_masato at 11:20 

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